この記事を読んでくれている方の会社は飲み会は多いですか?
もしそうなら逃げる準備をした方がいいです。
我慢していても、数年後にその会社に勤めている可能性は低いです。
病気になって退職することになります。
僕の勤めていた会社は飲み会の数が非常に多かったです。
週に2〜3回くらい連れていかれることもありました。
当時の僕は子供も小さく、普段からお酒を飲まない(お酒が弱い)ので、
出来るだけ早く帰るようにしていたかったのですが、何かあるとすぐ飲み会でした。
飲み会の発生条件
飲み会の開催理由は次のようなことです。
- 単純に上司が飲みに行きたい時
- 上司の上司が支店に来た時
- 提携会社のお客が来た時
- 何かの発表等あった時
- 本社に召集された時
とにかく飲み会飲み会で、毎日のように行くときもありました。
断ってさっと帰れれば良いのですが、当時の僕はその会社で定年まで働くと本気で思っていたので、
「これも給料を上げるためには仕方ない」と言い聞かせて我慢していました。
個人居酒屋という地獄
飲み会を断れない状態で年月が経ちました。
するとまさかの会社の前に個人居酒屋がオープンしました。
基本的には店主が1人で営業しているような小規模の居酒屋です。
この店のオープンがさらに地獄を深めます。
個人店の小さいお店だと客十数名の接客なんてできません。
料理を作って、お酒を提供して、清算をして、色々な業務を一人でこなさなければなりません。
そこで店員代わりになるのが、若手社員の役目でした。
さらにその職場は60代が多く、若手は僕一人のみだったので、一人で雑用をしていました。
意味のない自慢話しを聞きながら、お前はこれがダメだと説教もされつつ、全員のお酒の減り具合を見て注文をしたり、
水を用意したり、料理を運んだりと何で仕事が終わったプライベートの時間なのにこんなことをしなくては行けないのか毎日が地獄のようでした。
飲みニケーションは大事?
少し話が脱線しますが、勤続年数の長いパートさんから「最近の人はお酒飲まない人が多いけど、飲みニケーションは絶対大事だよね〜」って言われたことを今でも覚えています。
この考え方も一理あるとは思います。
普段職場では見せない顔で、気兼ねなく話せる。中々話せない悩み事をお酒の力を借りて言う。など表面的にはメリットもあるように思えますが、実際にはどうでしょうか?
上司、先輩のお酒が無くなったら注文する。
飲まないと怒られる。お金もかかる。
酔っ払った勢いで良い情報をもらえることもたまにはあるかも知れませんが、
そんなところでくだらない情報を集めるよりも本屋で本を買って読んだ方が確実に自分のためになります。
「飲みニケーションが大事」は単純に一人で行くのは嫌だけど、
飲み会に行きたい迷惑な人が考えた飲み会に連れていくための口実だと思います。
逃げるが勝ち
会の話が出たり、外部からお客が来た時はいつも嫌な気持ちで仕事どころじゃありませんでした。
この記事を書いている今も思い出すと気分が悪くなります。
ただ、数年経ってからはどうにかして断るようにしていました。
特に理由等は伝えず、「用事があるので」で通していました。
断るとすぐに「何でだ?」と聞かれますが、プライベートの時間に何をしてようが本人の自由です。
理由を言う必要もないはずです。
すると嫌な顔をされたり、「飲み会も仕事だ」など無給のサービス残業をさせようとする人もいますが、
結局のところ勇気を出して自分がその場に行かなければいいんです。
逃げるしかないんです。
断る勇気を持てた理由
入社して数年間で嫌な飲み会に何度も参加していた僕ですが、断る勇気を持てた理由があります。
まず、「終身雇用が崩壊した今この会社に定年までいることは恐らく無い」と思えたことです。
今後の世の中は使えない人間はどんどんいなくなって、正直者がバカを見ない時代に少しずつ変わっていくと思います。
使えない人はコンピューターに業務を取られます。
「果たしてこの会社に長くいるメリットはあるのか?」
そう思うとこんな古い風習をいつまでも行なっている会社に残りたいという気も無くなってきました。(給料も低かったです)
必要なのは「いつでも辞めてやる」という気持ちです。
そのための準備は前記事の「このままダラダラと人生を浪費しますか?時間がないを言い訳にせず成長しよう!」で詳しく紹介していますが、
いつでも転職という道があることを知り、辞める覚悟で嫌なことは断れば無駄な時間を過ごさないで済みます。
断る勇気は「辞める勇気」です。
いま無理やり飲み会に参加させられている人へ
とにかく勇気を持って断ってください!その飲み会に参加してもあなたに明るい未来はありません。
時代がすごいスピードで進化していく中、古い考えは何の役にも経ちません!
その職場にいると心も体もどんどん病気になってしまいます。
「辞める勇気」があれば断れるはずです。
一度断れれば次からも断りやすくなり、付き合いが悪いなどのレッテルを貼られればこっちもものです。
そんな人との付き合いは無意味ですからね。
この記事を読んでくれた方が一人でも多く、地獄から抜け出せる勇気を持ってもらえれば幸いです。
今回はこの辺で、それではまた次回!グッドラック!